一汁一菜とは主食(ごはん)に汁もの一品と惣菜一品の質素な献立のこと。 今話題の一汁一菜は料理研究家の土井善晴さんの提唱する「ごはん・味噌汁・漬物」という組み合わせの献立のことで、この3つで栄養が過不足なく整い、しかも食べ飽きることのない食の基本となるものを言います。
さて、くらしのたのしみが提案する「一汁一菜」とは、もっと肩の力の抜いた食事です!どういうことかというと、忙しいお母さんや帰宅が遅いOLさん、食事を作るのが得意じゃない(面倒に思ってしまう)方などが、楽~に、手間なく、自然に食事を作るのを楽しめる献立。「質素に見えるけど、これだけでいいのよ!栄養も愛も、満タンよ!!」と胸を張って思える献立(笑)のことです。お料理を作るのが得意な方は、今回の特集内容は初歩的にみえるかもしれませんね。でも、この際ですので、まっさらな氣持ちで初心にかえってみませんか?このページを開いたのも、何か意味があるはずですので、もしかしたら発見があるかもしれません☆
一汁一菜ではお味噌汁が献立のメインとなります。自然素材のだしと本物のお味噌を使って具沢山にすれば、身体に良い立派な一品となります。しかも、簡単に!!本物を!!がポイント。本物のお味噌汁にする秘訣は、良い素材を使うこと。ダシとお味噌にこだわるだけで良いのです!
ー 基本のお味噌汁 ー 人数分のお水とイブシギンのしぜんだしをお鍋に入れ火にかけます。 そこにお好みの野菜や豆類などのたんぱく質をたっぷり入れて火を通し、玄米麹味噌を溶かせば具沢山のお味噌汁の完成です! |
玄米麹味噌800g無添加【名刀味噌本舗】 岡山県内で長く無農薬・有機肥料で栽培されている有機米を100%使用。素材のエネルギーが高く、生きたままの乳酸菌が豊富なこだわりのお味噌です。 |
イブシギンのしぜんだし 化学調味料・食品添加物・酵母エキス・食塩不使用、自然素材100%のだし。 鰹節と昆布の栄養を丸ごといただける粉末タイプと手軽に澄んだお出汁の取れるだしパックタイプがございます。 |
1 小松菜とわかめ、豆腐のお味噌汁
小松菜は鉄分・カルシウムが豊富で、火の通りも早い優秀野菜。わかめと合わせて食感を楽しんでください。
【材料】 イブシギンのしぜんだし、小松菜、 北海道産カットわかめ 、豆腐、 玄米麹味噌 |
【作り方】 | |
① | 鍋に水とイブシギンのしぜんだしを入れ火にかける。 |
② | 沸騰したら洗ってざく切りにした小松菜を入れる。 |
③ | 一煮立ちしたら豆腐と北海道産カットわかめを入れる。 |
④ | 豆腐が温まったら、火を止めて味噌を溶かす。 |
【ポイント食材】 ◎北海道産カットわかめ お味噌汁にそのまま入れられる便利な乾燥タイプ。不足しがちなミネラル成分を手軽にいただけます。 |
2 切り干し大根と油揚げと青ねぎのお味噌汁
無茶々園の天日切り干し大根の香りと甘さと油揚げのコクで、豊かな味わいのお味噌汁になります。
【材料】 イブシギンのしぜんだし、 無茶々園の天日切り干し大根 、油揚げ、青ネギ、 玄米麹味噌 |
【作り方】 | |
① | 切り干し大根は朝のうちにキッチンバサミで適当な長さに切りさっと洗い、ひたひたの水に浸け冷蔵庫へ入れて戻しておく。 |
② | ①の戻し汁と切り干し大根、水、イブシギンのしぜんだしを鍋に入れ弱火にかける。 |
③ | 切り干し大根が柔らかくなったら油揚げを入れ、火が通ったら小口切りの青ネギをたっぷり入れる。 |
④ | 火を止めて味噌を溶かす。 |
【ポイント食材】 ◎無茶々園 天日切り干し大根 愛媛県産有機栽培大根を使用。瀬戸内の太陽をたっぷり浴びて栄養素が凝縮されています。 |
3 トマトとキャベツ、卵の洋風味噌汁
いつものお味噌汁に飽きたら、こんなアレンジはいかがですか?
【材料】 オリーブオイル、トマト、キャベツ、 ベジクック(野菜でできた洋風だし)、玄米麹味噌 |
【作り方】 | |
① | 鍋にオリーブオイルを適量入れざく切りにしたトマトとキャベツを軽く炒める。 |
② | 水とベジクック少量を入れ軽く沸騰させる。具材に火が通ったら弱火にして味噌を溶く。 |
③ | 溶き卵を流し入れ、卵がお好みの固さになったら火を止める。 ※ベジクックには自然塩が入っておりますのでお味噌の量は塩分をみながら調節してください。 |
【ポイント食材】 ◎ベジクック(野菜でできた洋風だし) 動物性エキス・化学調味料を一切使用せず、野菜の旨みだけで作られています。 さっと溶けて使いやすい顆粒タイプです。 |
「こんなにおいしいのに、こんなに簡単に作れるの~?」なんて思えたらしめたもの!それが「飽きの来ない」我が家の定番お惣菜となるからです。マヨネーズやドレッシングをかけたサラダも美味しいですが、それは何となくドレッシングやマヨネーズをいただいている感がありますね。そんな日ももちろん良いのですが、お漬物やお浸し、サラダなど野菜の素材そのものを生かしつつ、身体に良い調味料を使ってたっぷり野菜を摂ってみませんか?
1 野菜のいろどり浅漬け
【材料】 お好みの野菜、 麹屋甚平浅漬けの素、お好みで大葉・ミョウガ・生姜などの薬味 |
【作り方】 | |
① | 好みの野菜(きゅうり・人参・白菜・キャベツ・茄子・大根・かぶ・セロリなど)を食べやすい大きさに切り、ポリ袋に入れる。 |
② | 麹屋甚平浅漬けの素を適量入れて軽く揉む。 |
③ | 冷蔵庫に入れ、お好みの漬け加減になったら軽く水氣を絞って器に盛る。 |
④ | お好みで大葉・ミョウガ・生姜などの薬味を千切りして添える。 |
【ポイント食材】 ◎麹屋甚平浅漬けの素 米ぬかを酵母菌・乳酸菌で発酵させたぬか漬け風味の浅漬けの素です。 アミノ酸調味料・化学調味料・安定剤など一切使用していません。添加物、お砂糖の配合などが氣になる方も安心してお召し上がりいただけます♪ |
2 ほうれん草としらすのさっぱりナムル風おひたし
【材料】 ほうれん草、しらす、白ごま、ごま油、 海ぽん山ぽん |
【作り方】 | |
① | ほうれん草はさっと茹で冷水で冷まし、水氣を切って食べやすい長さに切る。 |
② | ボールにほうれん草、しらす、白ごま、海ぽん山ぽん、ごま油を入れさっと和える。 |
【ポイント食材】 ◎海ぽん山ぽん 日本でもめずらしい、糖類の入っていないすだちぽん酢で、化学調味料・保存料を一切含みません。お米からこだわって醸造されたお酢、削りたての鰹節と昆布でとった濃厚な一番出しが使用されています。 |
3 こだわりディップのスティックサラダ
【材料】 お好みの野菜、 玄米麹味噌、 龍神梅梅かつお |
【作り方】 | |
① | お好みの野菜(きゅうり・人参・キャベツ・大根・セロリなど)をスティック状に切る。 |
② | お皿に並べ玄米麹味噌と龍神梅梅かつおを添える。 |
【ポイント食材】 ◎玄米麹味噌 800g 無添加【名刀味噌本舗】 長期熟成による旨味と風味、玄米麹の自然の甘味が生野菜とよく合います。ディップに使うことで味噌に含まれる乳酸菌を加熱せずいただけるのも嬉しいですね。 ◎龍神梅 梅かつお こだわりの梅干しをうらごしした梅肉に、伊勢の波切節・北海道産てんさい糖・天然醸造の醤油をゆっくり時間をかけて混ぜ合わせています。 塩氣がマイルドでやさしい甘みと旨みがあり、お子さまにも大人氣です。 |
4 天然ペプチド入りキャベツと卵の炒めもの
【材料】 キャベツ(ほうれん草、小松菜などの青菜でもOK)、塩こしょう、卵、 げんきうまみの素、 ミツル醤油生成り無肥料・無農薬 |
【作り方】 | |
① | ざく切りにしたキャベツ(ほうれん草・小松菜などの青菜でも可)を油をひいたフライパンで炒める。 |
② | 油が全体に回ったらキャベツを寄せ、空いたところに塩コショウした溶き卵を流し入れ軽く混ぜる。 |
③ | 卵が固まってきたらキャベツと卵を大きく混ぜ、げんきうまみの素とお好みで醤油を少々加えて味を整える。 |
【ポイント食材】 ◎げんきうまみの素 味を整え元氣を補う天然ペプチドだし。お湯に溶かすだけで栄養満点のスープに、お料理に使えば和洋中問わず極上のだし・調味料になります。天然素材100%使用です。 ◎ミツル醤油生成り無肥料・無農薬 無肥料・無農薬栽培の大豆・小麦を使用した希少な醤油です。プロの料理人も愛用しています。 |
ごはん、大切です。とっても大切です!!なぜなら、お米という感じは、四方八方に光が広がっている状態を意味しているから。お米は光。エネルギー源なのですよね!だから、「氣」という感じには「米」という文字が入っているのです。ごはんは白米でも玄米・胚芽米・分つき米・雑穀米でもお好きなものを、パン食も良いですが、お米も出来るだけいただきましょう☆お仕事などで忙しい方は朝のうちに炊く準備しておくと安心!お米は洗ったら30分以上浸水して、ふっくらと炊き上げるのが美味しいですね。
ごはんがおいしい塩昆布 | 北海道産とろろこんぶ | 龍神しそのふりかけ |
龍神梅 梅干し | 龍神梅 絹梅 | 龍神梅 梅かつお |
鉄火味噌 |
一汁一菜が整うと不思議と「もう一品作ろうかしら」という余裕が生まれます。さて、ここからは美発酵食研究家のユリコさんにバトンタッチ!手軽に作ることができて、発酵食品である甘酒を使うことで絶品に仕上がるレシピ2つをご紹介してもらいました。 お魚とお肉料理を一品ずつ紹介させていただきますが、それぞれ他のお肉やお魚に変えてもOK!お魚をお肉に、お肉をお魚に変えてもおいしくいただける応用の効く味付けです。色々なバリエーションをお楽しみいただければと思います。
ー 料理に甘酒? ー 米麹から作られた甘酒は、飲むだけではなくお料理に使うと優しい甘み、そして米麹のもつ旨みがお料理をさらに美味しくしてくれます。同じ麹から作られた発酵調味料であるお味噌やお醤油との相性も抜群です。お味噌×甘酒、お醤油×甘酒にすることで、あれこれ調味料を入れなくても、とても奥深い豊かな味になるので、ちょっと得した氣分になれるのです。甘酒はくらしのたのしみでもお取り扱いのある「玄米甘酒」を使うと、玄米ならではの滋味深さが加わりますのでおすすめです。 |
1 鮭の玄米甘酒味噌焼き
玄米甘酒味噌ダレにからめるだけで、いつもの鮭がちょっとしたご馳走に早変わりします。柚子皮を大根おろしと和えたものを添えていただきますが、添えなくても十分に美味しく、お弁当にもおすすめです。
【材料】 鮭切り身 2切れ 【A】玄米甘酒大さじ1/2、 お味噌(米味噌がおすすめ)大さじ1、お酒 大さじ2、お水 大さじ2 米粉または小麦粉(米粉を使用するとカリッと仕上がります)適量、油 適量 |
【作り方】 | |
① | 鮭の切り身の表裏に塩をしっかり振り、15分ほど放置してから表面の水氣をふき取る。 |
② | ①で放置している間に、【A】をよく混ぜ合わせる。 |
③ | 鮭の両面に小麦粉または米粉をまんべんなくまぶして(薄めに)、フライパンに油を入れて皮のついている側を下にして中弱火で焼き始める。 |
④ | 2分ほど焼いたらひっくり返し、お酒(分量外)大さじ2を鮭に回しかけ、フタをして4~5分弱火で蒸し焼きにする。 |
⑤ | 中まで火が通ったら火を強めて【A】を入れてタレを煮詰めながら鮭に絡ませて完成。 |
2 カレー風味甘酒醤油の豚唐揚げ(2~4人分)
甘酒を入れることでコクのある旨味になり、カレー粉がさらに食欲を増進します。ジンジャーパウダーを使うと時短になり、漬けダレが薄まることもなくおすすめです。
【材料】 豚ヒレブロック肉 450g 【A】濃口醤油 大さじ3、 玄米甘酒 大さじ1、 カレー粉 小さじ1、 ジンジャーパウダー 小さじ1/2(おろし生姜なら小さじ1)、 おろしにんにく 1片(苦手な方は入れなくてもOK)、 ハーブスパイス(お好みで) 片栗粉 適量、揚げ油 適量 |
【作り方】 | |
① | 豚ヒレブロック肉を3~4センチ角にカットする。 |
② | 【A】をよく混ぜ、①と合わせて軽く揉みこむ。 |
③ | 片栗粉をまぶして、170度の油で揚げたら完成。 |
【ポイント食材】 ◎ゾネントアハーブスパイス 使用されている野菜類やハーブは全て有機栽培!使用されているソルトも岩塩や海塩、甘味が入っているものに関しては、甜菜糖(こちらも有機)を使用しています。 このハーブスパイスを【A】に入れてあげると洋風になり、ワインなどにもあうおつまみに変身します☆ |