花粉の季節に自然療法集めました

花粉が氣になる季節となりましたね。花粉だけではなく、いろんなものも飛んでいるでしょうし、人類の免疫力の低下も影響しているように思います。ともあれ、アレルギー反応は、免疫力を正常に保つこと、そして、対処的な薬を使うと、肝臓に負担がかかって後から悪循環を起こすので、出来るだけ自然の恵みで何とかすることが大切ですね。ということで、わたくし自然療法オタク高橋が、自然療法を集めてみました。ご参考にしていただければ幸いです。

プロフィール

自然療法オタク
くらしのたのしみ
代表 高橋
自然療法歴30年

20歳の時に薬によるアナフィラキシーショックで入院。以降、20代から薬を一切使用したことがなく、自然の恵みと自己治癒力で健康を培っています。40歳の高齢出産時だけ、陣痛促進剤を使用して助けられた経験があり、緊急時の外科的な西洋医療には心から感謝しています。それ以外は薬を約30年にわたって使わずに、全て自然療法でありがたく健やかに過ごしています。感謝☆



体質改善 鼻のムズムズ
目のかゆみ お手当方法
健康茶&ハーブティ


体質改善&
細胞を元氣に

① 肝臓・腎臓を温め、
脾臓を冷やす

アレルギー体質になってしまう原因の一つに、肝臓・腎臓の働きの低下、そして胃腸が弱くなることによる消化不良があります。これらの働きが弱まることで、老廃物を出せなくなり、アレルギー体質になってしまうのです。その為、内臓の働きを助けるために、自然療法で薦められるのが、【肝臓、腎臓のコンニャク温湿布】です。こんにゃくで肝臓、腎臓を温め、逆に脾臓は冷やします。コンニャクの熱が臓器まで浸透して、弱った細胞を活氣づけるだけでなく、コンニャクにはゴミや異物を吸着する性質があるので、身体の毒素も吸い取る力が優れているのだそう。(実際に、がんの手当てに使ったコンニャクは、翌日にはとろけたようになり、肉が腐った異臭を放つ、と自然療法の大家でいらっしゃる東城百合子先生の著書に書かれています)コンニャク湿布の方法は【お手当方法】をご覧くださいませ。

② 腸内環境を整える

腸内環境

腸は「最大の免疫器官」と言われていますので、免疫異常でアレルギーが起きている春の不調を改善するためには、まずは腸内環境を整えることが大切です。いろいろな特集でもお話していますが、腸内環境を整えることは難しい事ではなく、とてもシンプルなことです。特別なサプリメントも必要ありません。日本人が昔から食べている発酵食品を食べる、天然の発酵調味料を使う、そして、日本の食卓に昔から並んでいた、粗食だけれども美味しくて細胞が喜ぶ、昔ながらのご飯をいただければ十分なのです。例えば、野菜のぬか漬け、たくあん、お味噌汁、納豆、四方八方から光(エネルギー)が出ている様子がそのまま漢字になっている「米」、麹菌で出来た味噌、塩麴などの調味料などですね。糀で出来た甘酒も良いですね。近年では乳酸菌飲料なども人氣ですが、実は一番好ましい乳酸菌がたくさん含まれているのは、ぬか漬けです。しかもぬか漬けは素手でかき混ぜるので、愛のエネルギーも加わりますし、その人の常在菌が自分と家族を守ってくれます。(いつから、素手で食品を触ることが、危険・不潔・悪になったのでしょうか)また、乳酸菌飲料は大量の砂糖や添加物が入っているので、その点でもちょっと心配ですよね。日本人が昔からいただいている食事で、実は十分なのです。

③ 少食にする

少食

アレルギー体質の方は、食生活を見直すことが大切です。添加物や農薬などに氣をつけている、という方も、食べすぎてはいないでしょうか?自然療法の東城百合子先生曰く、「今まで自分本位に食べたいものを食べたいだけ食べた結果、肝臓、腎臓の働きが低下。胃腸も消化吸収が大変になって老廃物を流し切れずにアレルギー体質になり、花粉症にもなってしまったのです。また、ステロイド系抗炎症薬や抗生物質などの使い過ぎが、腎臓、肝臓を傷め、一層、治りにくくしたのです」と、おっしゃっています。森美智代さんの「霊性を高める少食法」という本には、少食にすることで身体の癒しが起こり、元氣になるばかりか、運命も好転して運の良い体質となり、霊性も高まる、とおっしゃっています。森美智代さんは、白鳥哲監督の「不食の人」というドキュメンタリー映画の主人公の方ですが、脊髄小脳変性症という1万人に1人の難病を甲田光雄先生の断食療法で克服し、22年間、毎日青汁1杯だけで暮らしていらっしゃいます。今では鍼灸院を開き、講演活動も精力的にされている、知る人ぞ知る、とっても有名な方です。森美智代先生も東城百合子先生と同じように、こうおっしゃっています。「少食は腸内細菌叢にとって、健全な生存の場を与える重要な役割を果たしています」「美食飽食によって、不消化物が腸内に渋滞し消化不良になって有害な物質を発生させることにより、当然のことながら、有害菌と言われる悪玉菌が繁殖してくることでしょう。それが原因となって、いろいろな病氣が出てくるわけです。健康であるためには、腸内細菌叢もまた、健康でなければなりません。その必須条件に少食が含まれているのです」そして、少食こそ、私たちの身体を維持してくれている細胞たちが、本来の働きを発揮できるようにする「愛の行為」だとおっしゃっています。食事をよく噛むことで、食べ過ぎ防止となり、腹八分目で保てるようになります。




鼻のかゆみと
ムズムズに

① 蒸し洗い(ショウガ湯編)

ショウガ湯を含んだタオルを叩きながら適温にして、鼻に当てて湯氣を鼻の中に入れます。炎症がある時、鼻の中は粘膜が乾いているので、かゆみ、鼻詰まりによい。目、喉、耳下腺にも合わせてするとさらに効果的です。

② 鼻うがい(塩番茶編)

塩番茶の鼻うがいは、花粉症だけではなく、風邪予防や後鼻漏などにも効果的です。鼻うがいをする時の洗浄液として、【塩番茶】を使います。ドラッグストアなどで購入できる鼻うがい用の鼻洗浄器を使うと良いでしょう。(私は付属の鼻洗浄液は捨ててしまって、塩番茶を使っています)容器の先を右鼻腔につけ、ぬるい温度の塩番茶を右鼻から入れて、アーと言いながら口から出します。そして反対側も同様に、左鼻から入れて口から出すようにします。初めての方は、鼻うがいの動画などを観ながら、コツを掴むと簡単にできます。(私も最初は動画を観ながら練習しました)

③ 鼻洗浄(アーユルヴェーダ編)

ネティーポット

アーユルヴェーダでは鼻洗浄は一般的で、鼻うがいをする容器はネイティーポットと呼ばれ、インドの伝統的な健康アイテムとなっています。鼻洗浄には、生理食塩水と同様の濃度の塩水を使います。沸騰したお湯500mlに4.5gの塩(約小さじ1杯)を溶かし、39℃くらいまで冷ますと濃度0.9%の生理食塩水を作ることができます。鼻洗浄をすることで、鼻の内膜が強くなり、花粉症、蓄膿症、鼻炎、鼻づまり、いびき、カゼなどが予防され、ヨーガの呼吸法が楽になる、と言われています。

④ 鼻詰まりに(アロマオイル編)

ユーカリラジアタ精油をティッシュに1滴垂らし、それを巻き込むようにして丸めたものを鼻に入れます。もう片方の鼻の穴を指で閉じ、ゆっくり息を吸って口から吐き、これをもう片方もくり返します。少しむせてしまいますが、粘膜に付着した花粉や菌、PM2.5などなどに直接作用します。(「自然ぐすり」より)

⑤ ケイシー療法

エドガー・ケイシによるリーディングでは、カーボンスチールを持ち歩くことを薦めています。「これ(カーボンスチール)をお守りのようなものとして受け取ってはならない。もし、この人が身の廻りやポケットにこれを置くなら(できれば鼠蹊(そけい)部、太ももの付け根に)その振動により身体をイオン化して、風邪、うっ血、喉や鼻の鼓膜組織の傾向を予防して抵抗力をつける(リーディング1842‐1)」キーホルダーに付けてポケットに入れたり、首から下げて、ネックレスのようにしている人もいます。




目のかゆみに

塩番茶の蒸し洗い

目のかゆみには、塩番茶の蒸し洗いが有名です。鍋に三年番茶と塩(三年番茶湯飲み1杯につき塩小さじ2/5)を入れて、さっと沸かします。熱した塩番茶を器に入れて、そこに脱脂綿を浸し、あつあつの脱脂綿を目に近づけて、その湯氣を当てて、蒸します。脱脂綿が人肌程度に冷めてきたら、直接脱脂綿を目に付けて洗います。あるいは、タオルに適温に温めた塩番茶を浸してしぼり、目の上にタオルを置いて温湿布にするのも、かゆみを軽減します。




お手当

コンニャク湿布

コンニャク湿布

1)コンニャク2丁をたっぷりの水から茹で、沸騰後さらに10分茹でます。

2)コンニャクの水分をふき取り、1丁ずつタオル2~4枚を使って包みます。

3)包んだコンニャクをそれぞれ肝臓(右わき腹)と下腹(丹田)の上の肌に直接置き、20~40分温めます。(子どもは10分~15分)それと同時に脾臓は氷水でしぼったタオルか、冷たいコンニャクを当てて冷やします。

4)その後、冷たいタオルでさっと拭きます。

5)コンニャクはまだあたたかいので、うつぶせになり、腎臓の手当てに使います。包んでいたタオルを1枚はいで、腎臓(ウエストより3cm上の背骨の両脇2つ)にコンニャクを当てて、20~30分温めます。

※手当は空腹時が良く、食前か、食後は最低でも1時間以降に。



塩番茶

しお番茶

塩番茶は自然療法では、うがいや鼻うがい、蒸し洗いに使います。鍋に三年番茶と塩(三年番茶湯飲み1杯につき、塩小さじ2/5)を入れて、さっと沸かします。うがいでは、それを人肌よりちょっと温かい程度に冷ましたものを、蒸し洗いでは湯氣を当てるので、沸騰したままの状態で使います。(肌や目には直接つけず、湯氣を当てるだけです)




健康茶&ハーブティ

柿の葉茶

柿の葉茶

柿の葉には、ビタミンCやミネラル、フラボノイドが多く含まれています。ビタミンCはみかんや緑茶の30~40倍と言われています。柿の葉フラボノイドの中で特に注目されるのは、アストラガリンとイソクエルシトリンで、共に抗酸化作用や、降圧作用があります。乾燥させた柿の葉茶に含まれるアストラガリンには、アレルギ ーを引き起こすヒスタミンの分泌を抑えたり、 アレルゲンに反応するタンパク質の産出を抑える働きがあるので、鼻水や鼻詰まりに効果があります。柿の葉茶はカフェインが含まれていないので、カフェインが氣になる方も、安心してお飲みいただけます。

ネトル&エルダーフラワーハーブティ

ネトル

ビタミンやミネラルが豊富で、浄血作用が知られ、ヨーロッパでは花粉症やアレルギー性鼻炎の予防として使われるのがネトルのハーブ。市販の花粉症対策のハーブティーにも必ずといっていいほどネトルがブレンドされています。花粉症シーズンより少し前からネトルのハーブティを取り入れるのも良いでしょう。

エルダーフラワー

目や鼻など、粘膜の炎症を和らげる働きのあ るエルダーフラワーも花粉症に悩んでいる方に人氣のハーブティです。最近はおしゃれな食品店で、エルダーフラワーのシロップなども販売されているので、それを水やお湯、炭酸水で割って飲んでも美味しいです。

ごぼう茶

ダイエットしている方や便秘の方に人氣のごぼう茶。ごぼうは食物繊維があるだけではなく、アレルギーを抑える働きがあり、傷ついた粘膜の修復までしてくれ ます。

参考文献:
「家庭でできる自然療法」
「自然派ママの食事と出産・育児」
「自然ぐすり」
「断食の神様に教わった 霊性を高める少食法」
「自然治癒力をひきだす 野草と野菜のクスリ箱」
「あたまから元気!アーユルヴェーダ」

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