吟醸かんずり六年仕込の楽しみ方
「どうやって使ったらよいのかわからない」
「あまり使う機会ないんじゃないかしら?」
という方もご安心ください!
意外や意外!和洋中なんでも使えますよ!
◎その1「タレやおつゆに加える」 ■
鍋物・・・なんといっても鍋物!おでん、煮込みうどん、お鍋のポン酢しょうゆやゴマダレに加えれば食べ飽きません。
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餃子・・・タレに加えるラー油の代わりにかんずりを入れると、油っぽさがなく、柚子の爽やかさと共に品の良い辛みを加えられます。
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焼き鳥・・・焼き鳥そのものに付けても良し!甘辛タレに足しても良し!焼き鳥にかんずりはとても乙な味です!
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お刺身・・・わさびの代わりにどうぞ。特に白身のお刺身によく合います。
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ラーメン、うどん、蕎麦・・・おつゆに入れればいつもとひと味違う美味しさに。
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お味噌汁・・・ちょこっと加えると味が締まり、奥行きのある美味しさに。
焼き鳥やお刺身の辛みに合います!
粕汁に加えれば、身体の芯からポカポカに。
◎その2「調理する際に加える」 ■
煮物や炒め物に・・・肉じゃがや野菜炒め、きんぴらなどに加えるのもおすすめ。
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パスタ・・・ガーリックオイルやトマトソースに混ぜれば辛味のパスタソースに。
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ステーキやハンバーグ・・・ソースに最後かんずりを加えれば味が締まります!
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ディップ・・・お味噌+かんずり(+マヨネーズ)
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サラダのドレッシング・・・まずはオイル+かんずり+お酢。そこにお醤油足したり。
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大根おろし・・・かんずりをプラスすれば「もみじおろし」に早変わり!
ガーリックオイルベースのきのこパスタに。
最後にパスタのゆで汁またはオリーブオイルで軽く伸ばしたかんずりを加えると
風味が引き立ちます♪
◎変わりネタ ■お餅をお醤油+お砂糖+かんずりにつけて。癖になる美味しさ!!
おやじのたのしみ特集もご覧ください!
幻想的な美しさから生まれるかんずり
発酵好きの家庭和食研究家、スタッフゆりこです。
「かんずり」は、一年で一番寒い日に仕込まれることから、「寒造里」とも書くそうです。かんずりは上杉謙信公の時代から伝わると云われ、メーカーである「㈲かんずり」では、独自の製法で古くから伝わる味わいを現代に伝えていらっしゃいます。
上の写真のような、真っ白な雪の上に真っ赤な唐辛子がまかれていくシーンを私はテレビで観たことがあります。色彩的な美しさはもちろん、どこか儀式のような美しさもあり、とても感動したのを覚えています。
6年熟成かんずりの味わい
雪にさらされた唐辛子は、アクが抜け旨みが増し、糀とともに発酵させることで、味わい深い風味となります。
爽やかな柚子の香りと熟成された唐辛子のまろやかな辛味と、熟成・発酵を繰り返す中で生み出される旨味とコクが特徴です。
通常の3年モノに比べ、「吟醸かんずり六年仕込」には深い旨味があり、さらに濃厚な味わいとなっております。是非、6年間かけ造りあげられた最高級の特別なかんずりをお楽しみ下さい☆
辛い物大好きでなくてもハマってしまう理由はこんなところにあります。
TVでも度々取り上げられ、
「マツコの知らない世界」でも2回も紹介されたそうですよ!
全国、世界、そしてミシュラン店でも!
伝統製法ならではの唯一無二の味は、地域の伝統食にとどまらず、広く食通の方々に親しまれ、夏はスタミナ料理・食欲増進に、冬はからだを温める食卓の名脇役として、主役のお料理を引き立ててくれます。熟成・発酵期間を経て、常温で流通できるように発酵止め(加熱処理)が行われています。
かんずりは地元の方々はもちろん、新潟の土産品としてだけでなく、全国・世界の居酒屋・焼き鳥店、イタリア料理店、変わったところでは、ミシュラン掲載のラーメン屋さんなど、幅広い料理ジャンルで利用されています。また、近年では日本食ブームも相重なり、米国をはじめ多数の国々で、日本の伝統香辛料として広まっているそう。実はどんなお料理にも合わせやすい万能調味料なのです。
■家庭和食研究家:近藤ゆりこ 著書
「味噌、醤油、米酢、みりん、お酒 伝統発酵調味料の魅力~四季のレシピ付き~」ご好評につき、増刷にて絶賛発売中。
Instagram:
@yuriko2yuri