

「王隠堂」の梅干
くらしのたのしみでも大人氣の「梅干」。新たに奈良の王隠堂さんの「南高むかし梅干し」をお取り扱いすることになりました。王隠堂さんは、奈良県南東部「奥大和」を拠点に、丹精込めて育てた柿や梅、野菜などの安心・安全でおいしい農産品の数々を生産、加工・販売しており、有機栽培や減農薬栽培の食品を提供しています。王隠堂・梅干しも、通常の栽培方法よりも農薬の使用をできるだけ使用しないように、有機質肥料を使用して栽培した梅を用いて作られています。

ふっくら肉厚のむかし梅干
皮が薄くて果肉が厚く柔らかい、梅の最高峰とも言える南高梅を、着色料、甘味料、酸味料、保存料は使用せず、昔ながらのしそと食塩だけで漬け込み熟成させた梅干です。赤しそを惜しみなく入れている為、とても鮮やかな紅色となっています。その名の通り、むかし懐かしいお味で、塩と食塩だけのしょっぱい梅干しですが、果肉がふっくらとやわらかく、思わずパクパクと食べてしまいます。梅本来の酸味や香りが生きていますので、梅干好きの方にご満足いただける本物の梅干です。

ご飯にもおかずにも
王隠堂のある奈良県・奥大和に伝わる、昔ながらの製法で作った梅干は、爽やかなしその香りが食欲をそそる、酸っぱくてしょっぱい昔ながらの梅干しです。塩辛い梅干だけとは違う、深い旨味も感じられます。定番のホカホカご飯に梅干をのせて食べるのはもちろん、洗ったお米に梅干を一緒に入れて炊くと、梅がほんのり香って格別の味わいに。また、種を取った梅干とマヨネーズを練り合わせて野菜につけて食べるのもおすすめです。残った種は魚の臭み取りにもご利用いただけます。

一粒一粒に愛情込めて
農悠舎王隠堂の梅干は、梅栽培から加工・販売まで一貫した共同生産で作られます。生産地である奈良県五條市西吉野町は中山間にあり、急峻な土地での栽培や収穫作業はとても大変ですが、丹精込めて育てた梅を傷つけたくないという想いから、一粒一粒丁寧に手もぎで集めていきます。 また、安全で安心な製品をお届けするため、通常の栽培方法よりも農薬の使用をできるだけ使用しないように、有機質肥料を使用して栽培しています。
しそと塩だけ
食塩は『沖縄の塩 シママース』を使用。完全天日塩を沖縄の海水で溶解しながら丁寧にろ過したのち、じっくりと時間をかけて丹念に炊き上げた塩で、特有の旨味があり塩慣れのよいことが特徴です。塩漬け作業の次は天日干しです。梅の表面が乾いたら転がす―天地返し―を繰り返し、表も裏も太陽の光でしっかりと乾かすことによって、梅干本来の旨味を引き出すことができるそうです。赤しそをふんだんに使用し、中までしっかり染まった色鮮やかな紅が美しいですね。

王隠堂の梅とは
ありのままの美しい自然が残る、奈良県南東部「奥大和(おくやまと)」。山すそから谷あいにかけて広がる梅畑。平安時代、梅の花の俳句が詠まれたとおり、この地では梅が栽培されていました。先人たちが大切に紡いできた歴史・文化ともいえる「梅干づくり」-赤しそと食塩だけで漬ける製法-を守り続けています。

安全性と土づくりへのこだわり
通常の栽培方法より農薬の使用は大幅に抑え、有機質肥料を使い、除草剤は使用せず安全性と土づくりにこだわっています。梅干を作る際の赤しそは、王隠堂の所有する赤しそ畑で有機質肥料を使用して栽培されています。「梅は生産者の足音を聞いて育つ。」という言葉の通り、手間を一切惜しまずに丹精込めて梅育てををされています。

大切に育てられた梅
大切に育てた梅なので、地面に落とさずひと粒ひと粒、手もぎで収穫します。梅を潰さないように機械を使わず人の手で丁寧に取り出したら、次は天日干し。梅の表面が乾いたら転がす「天地返し」を繰り返し、乾燥させます。夏場の暑い時期は2~3日、冬場は10日ほどかけ乾燥させます。夏の干場は室温が50℃を超えることもしばしばですが、美味しい梅干づくりには欠かせない作業です。

減農薬で無添加
王隠堂の「南高むかし梅干し」は、梅の中でも最高峰の「南高梅」を使用。農薬の使用は大幅に抑え、有機質肥料を使い、除草剤を使用せずに作られた梅を使用して作られています。着色料・甘味料・酸味料・保存料不使用です。
梅干は何で身体に良いのでしょうか?
以下、東城百合子先生の「自然療法」からの抜粋です。
■ 「梅の実にはクエン酸が多く、アミグダリンと言うビタミンB17を多く持っています。毒消しや殺菌力が強く、細胞に活力を与え、カルシウムの吸収を助け、腸の有効菌を育てる。血液浄化をして、疲労回復をする大切なものです。」
■ 「しその葉を入れて土用干しをしっかりとした自然農法、自然塩の梅干が最高。~一日一個か二個は食べてください。」

農悠舎王隠堂について
奈良県南東部「奥大和」を拠点に、丹精込めて育てた柿や梅、野菜などの安心・安全でおいしい農産品の数々を皆さんの食卓へお届けする農業法人です。ともに活動する全国の生産者らと力を合わせ、日本の食と農のあるべき姿を創造します。谷を埋めた雲海が去り、果てしなく広がる高く青い空。四季の移ろいとともに、多彩な表情を見せる山々。稜線の向こうに沈む夕日と、漆黒の夜空に輝く満天の星。そんなありのままの美しい自然が残る、奈良県南東部「奥大和(おくやまと)」。私たちはこの地で、食と農の歴史・文化をつなぎながら、豊かな大地に育まれた“里山のめぐみ”をお届けしています。昔ながらの伝統農法を受け継ぎ、豊かに暮らしてきた奥大和の生産者を取り巻く環境が激変したのは、1960~70年代にかけてのこと。そこで失われた本来あるべき農業・生産者の姿と、真に豊かで明るい農村を取り戻すために、私たちの歩みと挑戦は続いていきます。(農悠舎王隠堂HPより抜粋)
健康食として、世界中から和食が注目されています。お味噌汁、梅干や漬物などの発酵食品、でも何より大切なのは、毎日必ず使う調味料です。家族を元氣にする調味料をそろえてみませんか?→調味料特集はこちらから!

SPEC仕様
南高むかし梅干し
内容量:200g
原材料:梅(奈良県)、漬け原材料(しそ、食塩)
塩分:約17%
賞味期限:180日
保存方法:直射日光を避け、常温で保存
※直射日光により変色することがありますので、開封後はお早めに召し上がりください。